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2016年12月12日月曜日

Power BI 曜日順などX軸の並び順を変更する方法

Power BIのX軸の並びを数字順や曜日順など任意の順番に変更する方法をサンプルを交えて説明します。

曜日順にならない

曜日が含まれたテーブル(Data)から積み上げ縦棒グラフを作成します。

X軸に曜日、値にCountをドラッグ&ドロップするとグラフが出来上がりますが、X軸の曜日が予想外の並び順になっています


期待していたグラフはこちら。

曜日テーブルを用意、モデリングの並び順を変更

Power BIの公式ドキュメント「Power BI レポートでのグラフの並べ替え方法の変更」によると
Power BI Desktop では、[Data Tools Modeling] (データ ツール モデリング) タブを使用して別の列で並べ替えることができます。
と説明されています。

テストをした結果、

  • 曜日テーブルを別途用意する事
  • [モデリング]タブの[列の並び替え]を設定する事
でX軸を任意の順番に変更できました。

X軸の曜日順にする手順は簡単です。
  1. クエリ エディタを起動
  2. Dataテーブルに曜日番号(DayOfWeek)を作成
  3. 曜日テーブルを作成
    IDは[DayOfWeek]列とリレーションおよびソートするために作成
  4. クエリ エディタを閉じる
  5. 画面左のリレーション アイコンをクリック
  6. Dataテーブルとのリレーションシップを作成
  7. 画面左のデータ アイコンをクリック
  8. 曜日テーブルの[曜日]カラムを選択
  9. [モデリング]タブにある[列で並び替え]をクリック
  10. 既定を[曜日]列から[ID]列に変更
変更後、作成済みの積み上げ縦棒グラフを確認すると曜日順に並び替えられました。
左が曜日順になっていないグラフ、右が曜日順になったグラフです。

サンプルファイル

サンプル ファイルをOneDriveに置いておきました。

参考サイト

2016年12月7日水曜日

[Expression.Error] キーがテーブルのどの行とも一致しませんでした。のエラーが表示される

Excel ファイルを開くと「[Expression.Error] キーがテーブルのどの行とも一致しませんでした。」なるエラーが表示されました。
このExcel ファイルはPower Queryを使ってリソースにアクセスしており、エラーはそのクエリの実行エラーによるものでした。

クエリ エディタを開くとエラーの詳細内容があります。

対処法1 クエリ エディタから更新する

Power BI コミュニティの質問「Expression.Error: The key did not match any rows in the table」で説明されている対処法は以下の通りです。
  1. Query エディタを開く
  2. 左ペインにある問題のクエリを選択
  3. リボンタブにある「プレビューの更新」ボタンをクリックする

対処法2 リソース先の設定不備

SQL Serverなどリソース先の権限不備が原因の場合もあります。
ユーザー又はロールに割り当てるTalbeやViewに漏れがあったり、選択(SELECT)権限がなかったり。
Power Queryだけでなく、接続しているリソース先の設定も見直す事で解決できる場合もあります。

2016年7月8日金曜日

Power BI Embedded とPower BI publish to webが正式リリースされました

Power BI Embedded と Power BI publish to webが正式リリースされました。

正式リリースのアナウンス

Announcing Power BI Embedded and publish to web general availability and preview of the Cortana Intelligence with Bing Predicts program - The Fire Hose

Power BI Embeddedとは

Power BI EmbeddedはAzure サイトによると説明されています。
アプリケーション開発者が自分のアプリケーションに対話型の Power BI レポートを追加できるようにする Azure サービスです
このフローが非常に分かりやすいですね。

(出展)https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/power-bi-embedded-get-started/

Power BI publish to webとは

タイトルの通り、ご自身が管理するサイトにPower BIのコンテンツを埋め込む事が出来ます。
Power BI から Web への発行 | Microsoft Power BI
ユースケースとして、KING 5 Newsの選挙関連サイトにPower BI publish to webが実際に使われています。
これはすごく実用的でいい事例ですよね。


Microsoftが作ったDynamics CRMのSolution Templateも素敵です!

Solution templates | Microsoft Power BI

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